評価・反省【3歳児・3月】の月案文例

評価・反省【3歳児・3月】の文例をご紹介します。

    • 室内で遊ぶことが増えたので、新たな玩具を準備し、ごっこ遊びが盛り上がるように室内の環境を整えた。お店屋さんごっこや、お医者さんごっこ、変身ごっこなど、自分の身近な体験を再現して遊ぶなど、内容も具体的になり、言葉のやり取りが盛んに聞かれた。熱中して遊んだ満足感が、進んで片付けるという姿にもつながったと思う。
    • 基本的な生活習慣はほぼ身に付き、自分でできることに喜びを感じている。身に付いていないところ(歯磨き、手洗い、排泄後の始末など)は、次年度の担任に引き継ぎを行いたい。
    • 「もうすぐ○組さん」という期待感が、子どもに「自分で~しよう!」という気持ちを抱かせ、意欲的に行動する姿につながっている。次年度に使用する保育室へ遊びに行ったり、給食を一緒に食べたりする機会を設けて、進級のイメージをもてない子も期待をもって楽しんで生活できるようにした。
    • 自由遊びの中で「鬼ごっこ」「かくれんぼ」など、子どもたちで遊びを進める姿が見られた。4、5歳児のように、共通理解が十分に図られたわけではないが、自分たちで遊びを進める楽しさを味わえたようだ。「一緒に遊んで楽しい」という喜びが、4歳児での活動につながるように期待する。
    • 散歩中、暖かい日差しや雪解けなどを見て自然の変化に気付き、春の訪れを感じられた。植物の芽や花のつぼみなどにも目を向け、「春になったら、このお花が咲くよ」と、自然の変化に目を向けられるように言葉をかけた。
    • 3月は暖かい気候に恵まれ、お別れ遠足にも無事に行ってくることができ、クラスの友だちと楽しい思い出をつくることができた。進級への期待からか、気持ちも開放的になり、落ち着かない姿も見られた。ケガにつながらないように十分注意したい。
    • 来月から年中さんになることに期待を持って、お手伝いや身の回りのことを進んでやる姿が見られた。意欲を大切にして、4月からも新たなクラスでがんばってほしい。
    • 友だちとの関わりを楽しんでいるもののトラブルになるとまた喧嘩してしまう園児が数名いる。相手の気持ちも受け入れることができたり思いやりもみられるが、関わりの際は仲介が必要なことが多い。進級することに期待をもち、キリン組にあこがれもあり、口では「自分のことは自分でやるんだよ」と言ってても行動がともなわず未熟な面がみられる。