保育者の援助【1歳児・2月】の月案文例

保育者の援助【1歳児・2月】の文例をご紹介します。

    • 鼻水に気づかないで遊んでいる子には、「鼻が出てるからふこうね」と声をかけてからふくようにし、急にふくことのないようにする。
    • ルールのある遊びでは、きまりを守ることにとらわれすぎず、友達とのやりとりが楽しめるように保育者も一緒に遊ぶ。
    • 自分でやってみようという気持ちを大切にしながら自分で出来た満足感を得られるようにしていく。
    • 健康観察をしっかり行い、保護者と連絡を取りながら、一人一人の健康状態を把握する。体調に変化が見られたときには、看護師と連携してすばやく対応する。
    • 配ぜんや後片付けなどの世話をしてもらうことで、5歳児に親しみがもてるようにする。5歳児の姿を見て「お兄ちゃんお皿を持って上手に食べているね」などと声をかけ、自分も5歳児のようにやってみようという気持ちがもてるようにする。
    • 一人一人が興味を示していることを把握し、自分でやったことに満足できるような言葉がけや援助をする。
    • 子どもが援助を求めてきたときは一緒に行い、できた喜びが感じられるようにする。
    • 製作の際は、のりの使い方を丁寧に知らせながら少人数で行う。手の汚れを嫌がる子には、そばに手ふき用のタオルを用意してすぐふけるようにし、少しずつのりの感触に慣れるようにする。
    • 「今日は暖かいね」「霜柱があるね」など、冬の自然に興味をもてるような言葉がけをすると共に、子どもの感性を大切に受け止めて共感する。
    • 食べものが飲み込めないようだったら、よくかむように声をかける。
    • おしぼりで口のまわりをふくよう声をかけ「きれいになったね」とほめ、きれいになった気持ちよさが感じられるようにする。
    • 自分で着脱をしようとする気持ちを大切にし、見守ったりそっと手伝ったりしながら、できた喜びや満足感を持てるようにする。
    • 排尿できたら「出たね」とほめて一緒に喜ぶ。
    • 気の合う友だちと同じことをして楽しむ姿が増えてきたが、興奮して走り回ったり玩具の取り合いなどトラブルも増えるため、仲立ちとなって関わり方を知らせる。
    • 伝えようとする内容をくみとり、言葉を添えて代弁したり、要求を受け止めるようにして、言葉で思いが伝わった喜びが持てるようにする。
    • おむつが濡れていない時や便意を感じている時にトイレに誘ってみる。
    • 子どもの話を聞くときは、時々反復して、伝わっていることを知らせ、共感する気持ちが伝わるようにする。
    • 同じ絵本でも一人ひとり楽しみが方が違うので、1対1でゆったり関われるようにする。
    • 一人ひとりの体調に留意し無理のない活動内容を計画しながら、健康に過ごせるようにする。動くことで体が温まっていくことを一緒に遊びながら知らせる。
    • 一人ひとりの体調や気温の変化に合わせて衣服を調整したり、鼻水が出たらこまめに拭くなどして、快適な生活を送れるように配慮する。
    • 見通しを持って安心して生活できるよう、活動の区切りや次の行動に移る際には事前に言葉で丁寧に予告をしていく。
    • 保育者が一緒に食べることで、正しい姿勢や挨拶のモデルとなり、食事の時間を楽しく過ごせるように配慮する。
    • やろうとする気持ちを損なわないように、手助けやタイミングの方法に気を配る。
    • 探索に夢中になっているときには、応援を呼ぶなどして柔軟に対応し、数名残ってじっくり遊びこめる時間を確保し、満足感を得られるように配慮する。
    • 友達との言葉のやりとりや関わり合う楽しさを感じられるように、言葉を捕捉しながら仲立ちや援助をしていく。
    • 落ち着いた口調で語りかけるように丁寧に関わる。