環境配慮【3歳児・1月】の月案文例

環境配慮【3歳児・1月】の文例をご紹介します。

    • 正月遊びでは、子どもの様子に応じてクラスのルールを設定していく。特にかるたでは経験の差から、たくさん取れる子、そうでない子がいるので、保育者が遊びに加わって配慮する。
    • 冬の事象など、子どもの興味・関心に応じた絵本や図鑑を用意する。
    • 朝の集まりで、休み中の事を一人ずつ話せる場を設けたり、友だちの話に興味関心を持って聞けるよう、保育者が仲立ちしながら雰囲気を作っていく。
    • 友だちとのトラブルの中ではすぐに止めるのではなく、怪我のない程度に見守ったり、どう相手が感じていたのか本人はどう思っているのかを代弁しながら解決に導いていく。また、そうできたことを大いに認め、心の力を育てていけるようにする。
    • 健康観察を丁寧に行い、一人ひとりの体調の把握をする。
    • ゆったり落ち着いて生活し、自己を発揮できるような環境づくりに努める。
    • 室温や換気に留意し、こまめに換気をして空気の入れ替えを行う。
    • 子どもの目線に立ち、優しい笑顔で話を聞く。
    • 子どもの不安の原因を理解し、内面の気持ちに寄り添う。保育者に分かってもらえたことで安心して過ごすことができるように働きかける。
    • 個々の健康観察をしっかりと行い、症状に応じて適切に対応する。
    • 一人ひとりの欲求を十分に満たし、安心感を持ち、安定して生活できるよう関わる。
    • 場面に応じて適切に衣服の調節ができるよう声かけをし、一人ひとりの様子を見守りながら、必要に応じて援助したりはげましながら、少しずつ自分で調節できるようにする。
    • 身の回りの整理や片付けなど自分でやろうとする気持ちなるように、出来ていない所はさりげなく声かけをしながら最後まで見守る。
    • 寒さに負けず、戸外で十分に体を動かして遊べるゲーム遊びやごっこ遊びに必要なもの、玩具などを準備する。
    • 濡れた衣類や手袋などをかけるハンガーの場所を準備しておく。
    • 戸外遊びの後、濡れた場所をすぐにふき取ることができるよう、ぞうきんを準備しておく。
    • 寒い中でも、戸外で元気よく楽しそうに遊ぶ保育者の姿を示し、子どもが遊びたくなるような雰囲気をつくる。
    • スコップやバケツ、色水など、雪遊びを存分に楽しめるような玩具を準備しておく。
    • 製作したもので実際に遊べるよう、取り出しやすい場所に置く。
    • 子どもたちにわかりやすいように、食器の正しい置き方を写真や絵カードで示す。
    • 防寒具を掛ける場所を決め、自分で出し入れがしやすいように工夫する。
    • 冬の伝統行事が感じられるように、室内の装飾などを工夫する。
    • 霜柱や雪、氷などの自然現象が見られたときは見たり触れたりできるような機会を増やす。
    • 冬の歌やリズムにのりやすい曲や、手遊び歌を選ぶ(「北風小僧の寒太郎」「こんこんくしゃんのうた」)。
    • コマ、お手玉、などの伝承遊びに興味がもてるよう、コーナーを作り、子どもが選んで遊べるように環境を整える。
    • 子どもが自分から行動できるように、ロッカー周辺の環境を整え、着替える場所や防寒着の置き場所などをわかりやすくする。
    • 鼻をかむこと、手洗い、うがいをなぜするのかを子どもに質問し、視覚的な教材を使ってくり返し伝え、自分から進んでできるようにする。
    • 凧や節分の鬼のお面など、自分のつくった製作物で自由に遊べるようにする。乱暴に扱うと壊れることを知らせ、大切に物を扱う気持ちを育む。
    • 子どもの「やってみたい」という自主性を大切にし、力を存分に発揮できるようにする。
    • 羽根つき、こま回し、けん玉などの正月遊びの玩具の楽しみ方などを実際にやって見せ、年上の友だちと一緒に楽しめるよう工夫する。
    • 友だちと関わって遊ぶ中で、相手の気持ちに気づいたり、我慢したり、譲ったりできる経験をするなどし、自分の気持ちを調整する機会を見守ったり、ほめたりして自信につなげていく。
    • 始業式や新年の挨拶を通して、新しい年への喜びや期待感を一緒に感じるようにする。
    • ごっこ遊びの延長として友だちと一緒に劇を楽しめるように、好きな物語の主人公になる劇遊びを進めていく。基本は大切にしつつも、子どもの表現する様子をよく見てそのおもしろさを尊重した展開にするように心がける。くり返し遊ぶ場合は、そのストーリーで子どもたちがいちばんおもしろがっていることを捉えて活かしつつ、それぞれの表現を友だちと一緒にすることの楽しさを共有できるようにする。
    • 保育者が提案した遊びだけでなく、子ども自身で遊びを発見できるように、遊びを工夫している子やおもしろい遊び方をしている子をみんなに紹介して認め、まねたり、新たな遊び方を考えたりするきっかけにする。
    • 朝の身支度でのうがい、手洗いの大切さを繰り返し伝え意識が持てるようにしていく。
    • 集団遊びでは、保育者も率先して行い、子ども達との遊びが盛り上がる工夫をしていく。
    • 着替えでは各自が汚れていないか自分で気付いて着替えられるような声掛けをしていく。
    • 伝承遊びとして、こま、剣玉、すごろく、福笑い、凧揚げ、羽子板などを用意しやり方を保育者が率先して行い見せていく。ルールが理解できない子がいる時には保育者一緒にに見守りながら、みんなでいい雰囲気を作っていけるようにする。
    • 日陰にできた花壇の中の霜柱を踏んでみたり、氷を作る準備を子ども達と楽しんだりしながら、冬の事象への興味を広げていけるようにする。
    • おせちの具の意味や鏡開きの意味を伝えていきながら、日本ならではの行事を楽しめるようにしていく。
    • 伝承遊びを継続していく為に、しばらくは保育者自身も興味を示し、気持ちを持続させていくことで、子どもにも興味を引き付けていく。
    • 子ども達が「鬼」をイメージできるよう、絵本や読み聞かせをしたり、素材も様々なものを用意していく。
    • ごっこ遊びでは、子ども達が日頃遊んでいるものをうまく形にしていけるようにする。