〈マンガを読んで学ぶ!〉第3話 子どもの癇癪から「子どもとの対話」を考える

このたび、一般社団法人Rights of the Childのきしもとたかひろさんとコドモンがコラボし、子どもと向き合う方々に向けたマンガを制作していただきました。
本稿は、子どもと向き合う日々のなかで「うちではどうだろう?」と立ち止まり、チームや自分自身で振り返るきっかけとしてご活用いただくことを目的としています
具体的な正解を示すものではありません。マンガと補足を手がかりに、目の前の子ども一人ひとりに合った関わり方を探る参考資料としてご活用いただけたら嬉しいです。
③ 子どもの癇癪から「子どもとの対話」を考える




【保育施設ではたらくみなさまへ】
子どもが感情を爆発させる場面については、子どもの安全や情緒の安定のために、大人が制御しようとする必要があることもあるでしょう。一方で、その受け止め方の違いで、その子にとってしんどい場面となるか、言語化できない気持ちを受けてもらったり、思いを言葉にして整理したりして落ち着ける時間となるかは、こちらの受け止め方で変わってくるかもしれません。保育者同士で、日々の関わりが「許可」になっているか、「相談」になっているかを考えてみるだけでも、なにか発見があるかもしれません。
【学童ではたらくみなさまへ】
子どもの「えー」や「いやや〜」という言葉を聞くと、わがままだと感じてしまいますが、それも子どもにとっては意見の表明です。余裕がないとじっくり聞くことは難しいですが、そのネガティブな表現をすぐさま切り捨てるのか、「意見」としていったん受け止めてから返していくのかで、子どもとの関係性が変わってくるかもしれません。また、そういった声をきっかけに学童のルールを見直す機会にすることで、放課後がより「子ども主体のもの」になるかもしれません。支援員同士で、日々の関わりが許可になっているか、相談になっているかを考えてみるだけで違って見えることがあるかもしれません。
きしもと たかひろ(一般社団法人Rights of the Child)
保育士・放課後児童支援員として、放課後児童クラブに長年勤務。支援員および運営の主幹として、子どもの権利と主体性の尊重を主軸にした育成支援及び保護者支援を続けてきた。現在は子どもを取り巻く環境の課題解決のために一般社団法人Rights of the Child(ライツオブザチャイルド)を立ち上げ、現場や自治体等の支援や講演、資格研修講師等を行う。著書『怒りたくて怒ってるわけちゃうのになぁ〜子どもも大人もしんどくない子育て〜』『大人になってもできないことだらけです』(KADOKAWA)
コドモンカレッジでは、今後もみなさまのご意見ご要望をいただきながら、より良い学びの環境作りの支援をしてまいります。









