「自分のこころ」のケアがチームを育てる ~保育者のためのメンタルケア入門~

 

 コドモンカレッジでは、オンライン研修「「自分のこころ」のケアがチームを育てる ~保育者のためのメンタルケア入門~」を開催いたしました。
 株式会社メンタルサポート研究所 代表 博士(学術) 臨床心理士の倉成央先生に、職場や日常の中で気づきにくいストレス反応への対処法や、気持ちを整えるセルフケア・ラインケアの実践方法についてお話しいただきました。

本ページでは、研修参加者から挙がった倉成先生への質問とその回答をご紹介します。


Q&A

時間がなく、職員数が少ない保育施設では、どのようにメンタルケアをすればよいでしょうか?

人手不足や多忙な施設でメンタルケアをするには「無理なく続けられる工夫」がポイントです。大がかりな仕組みよりも、日常業務のなかに自然に組み込める形が有効です。「毎日完璧に」ではなく、「日常に小さな工夫を散りばめる」ことで、現実的に取り組みやすくなります。


<方法例>


⚫ ミニチェックイン

朝礼やミーティング時に「今日の体調・気分を一言で共有する」など、短時間で気持ちを言葉にする場をつくる。数分でも効果あり。


⚫ 「ながら」セルフケア

子どもたちと一緒に深呼吸やストレッチを行うことで、職員自身のリフレッシュにもつなげる。


⚫ 外部リソースを活用

AIカウンセリングや動画教材など、自分の好きな時間にアクセスできるサービスを導入すると負担が少ない。

みんなが上手に感情処理できればよいですが、さまざまなタイプの職員がいるなかでは「感情処理をしなければ!なのに自分は上手くできない」と別のプレッシャーや不快感が重なることがあります。どのように対応すればよいでしょうか?

「感情処理しなきゃ」というプレッシャーは逆効果になることがあります。人それぞれ気持ちの整理の仕方は違うため、「多様なスタイルを受け入れる」という姿勢で、個人にあった方法を試すことが有効です。


<方法例>


⚫「正解は一つじゃない」を周知

話をして発散する人、考えて整理する人、体を動かす人など、方法は多様で OKです。


⚫ 感情処理を義務化しない

「できなきゃダメ」という空気をなくし、「できる範囲でOK」と柔軟に。


⚫ 相談窓口の複線化

園内の上司だけでなく、外部相談先や同僚同士の小グループなど複数の選択肢を準備。


⚫ 小さな感情表現の習慣化

「今日は疲れ気味」「ちょっと余裕あり」など短い言葉で伝える仕組みを入れる。

見逃し配信のご案内


「「自分のこころ」のケアがチームを育てる ~保育者のためのメンタルケア入門~」は、見逃し配信でご視聴いただけます。

場や日常の中で気づきにくいストレス反応への対処法や、気持ちを整えるセルフケア・ラインケアの実践方法について解説いただいています。

動画を視聴する>https://webinar.codmon.com/vod/634

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