「やりたい!」を引き出す探求型保育 ~主体性保育を実現する子どもが夢中になる環境づくりと実践アイデア~【前編】

コドモンカレッジでは、オンライン研修「「やりたい!」を引き出す探求型保育 ~主体性保育を実現する子どもが夢中になる環境づくりと実践アイデア~」を開催いたしました。
 株式会社エデュリー 代表取締役社長 菊地翔豊先生とテクニカルサポートの照沼麻子先生に、子どもの主体的な活動を促すための環境構成と、保育者の準備・片付けの負担を軽減する仕組みづくりについてお話しいただきました。

本ページでは、研修参加者から挙がった菊地先生と照沼先生への質問とその回答をご紹介します。質問が多かったため、2ページに分けて掲載しております。
本記事は前編となり、後編はこちらからご覧いただけます。




Q&A

研修の中で「子どもたちの姿や嬉しかったことなど、保育内であったことを職員ひとりの中で留めておくのではなく、全体で共有するようにしている」とお話しがありましたが、そのような雰囲気にしていった管理職の先生の意識や行動、職員方一人ひとりの意識や行動などがあればご教示いただきたいです。

私たちの施設では、日々の対話を大切にしています。
嬉しかったことや楽しかったことはもちろん、うまくいかないことも「できない理由」と「こうしたらよくなりそうか」をセットで話すようにしています。
そのためには、管理職自身がまず各クラスの保育をよく知り、職員の声に耳を傾け、やりたい気持ちを後押しすることが大切です。
声が上がってこないときは、こちらから素敵だと感じたポイントを伝えてみたり、アイデアを提案してみたり、発信を促すような小さなきっかけをつくることも効果的です。
職員の「やってみたい」を尊重し、否定せずに受け止め、対話を通じて方針に寄せていく。
そして、動きが少ないときには管理職自身がまず発信する、お手本になる姿勢が重要です。
このような積み重ねが、施設全体に「もっと伝えたい」「共有するのが楽しい」と感じられる空気を育てていきます。

「主体性な保育」と「好き放題」「言いなり」になることの線引きが難しいと感じます。どのように線引きをしたらよいでしょうか。

子どもが「やりたい!」と思ったことを尊重することは、なんでもOKではありません。
「主体性」とは、自分で考え、選び、試し、時に失敗もしながら行動する力です。反対に「好き放題」「言いなり」は、子どもが社会性や他者との関係を意識せずに行動している状態を指します。
線引きのためには、‘「今その子がどんな力を育てようとしているのか」を見極める視点が大切です。保育者はルールで制限するのではなく、子どもが「他者と関わりながら」主体的に育つような関わりを意識します。
たとえば、「やりたい!」をそのまま受け入れるのではなく、「どうしたらできるかな?」と子どもに聞いてみることで、行動の目的を考える力や、他者との調整力が育まれます。

Q&Aは引き続きこちらの【後編記事】で掲載しています。ぜひご覧ください。

見逃し配信のご案内


「「やりたい!」を引き出す探求型保育 ~主体性保育を実現する子どもが夢中になる環境づくりと実践アイデア~」は、見逃し配信でご視聴いただけます。

子どもの主体的な活動を促すための環境構成と、保育者の準備・片付けの負担を軽減する仕組みづくりについて解説いただいています。

動画を視聴する>https://webinar.codmon.com/vod/629

研修動画を視聴いただくには、コドモン無料施設会員の登録が必要です。
動画視聴のため、コドモンアカウントを発行する

<コドモンアカウント発行についての注意点>

・コドモンアカウントは施設として発行いただきます。同一施設での複数アカウントの登録はできかねますので重複登録にご注意ください。
・発行時のメールアドレスは施設のものをご登録ください。私用アドレスでのご登録はできません。

今後もさまざまな研修を予定しております。
直近のライブ一覧はこちら> https://college.codmon.com/seminar/


コドモンカレッジについて


コドモンカレッジでは、現場で働く保育者の資質や専門性向上を目的とした保育研修を配信しており、累計15,000以上の保育施設でご利用いただいております。(2025年10月時点)

オンライン研修の見逃し配信や、いつでも好きな時間に学べる研修動画も公開しております。
https://college.codmon.com/