〈マンガを読んで学ぶ!〉第5話 「ありがとう/ごめん」とどう向き合う?

このたび、一般社団法人Rights of the Childのきしもとたかひろさんとコドモンがコラボし、子どもと向き合う方々に向けたマンガを制作していただきました。

本稿は、子どもと向き合う日々のなかで「うちではどうだろう?」と立ち止まり、チームや自分自身で振り返るきっかけとしてご活用いただくことを目的としています。

具体的な正解を示すものではありません。マンガと補足を手がかりに、目の前の子ども一人ひとりに合った関わり方を探る参考資料としてご活用いただけたら嬉しいです。

第5話子どもが素直に謝れないときに気をつけたいこと


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【保育施設ではたらくみなさまへ

乳幼児にとって謝罪や感謝の言葉は、“意味”より“響き”が先に立つ難しい表現です。言葉に触れておくことは大切なのでこちらからは伝えていきますが、強要まではできません。その子の視線やしぐさ、そっと触れる手など、子どもが今使える方法で気持ちを届けられた瞬間に気づくこと。それを丁寧に受け取ることで、その意味を感じられるかもしれません。受け取ったことを短い言葉で返し、嬉しかった・助かったという大人の気持ちを共有することで、言葉にしようという思いがその子の中で育まれるかもしれません。

【学童施設ではたらくみなさまへ

学童期では、その言葉の意味や価値は理解しているものの、それが「求められる言葉」になっていることで極端に苦手意識を持っている子もいます。自分の思いとは関係なく言わされたり、納得していないのに求められたりする中で、その言葉を言うことで自尊心が削られたり「負けた」と感じたりするわけです。また、スッキリするために「謝ってほしい」というように、誰かに「求めるもの」になっていることもあります。「言えなきゃいけない」ものなのか、「伝えたいから言う」ものなのか、振り返るきっかけが、子どもの表情にあるかもしれません。