〈マンガを読んで学ぶ!〉第8話 「いい子」の本音にどう気づく?

このたび、一般社団法人Rights of the Childのきしもとたかひろさんとコドモンがコラボし、子どもと向き合う方々に向けたマンガを制作していただきました。


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本稿は、子どもと向き合う日々のなかで「うちではどうだろう?」と立ち止まり、チームや自分自身で振り返るきっかけとしてご活用いただくことを目的としています。

具体的な正解を示すものではありません。マンガと補足を手がかりに、目の前の子ども一人ひとりに合った関わり方を探る参考資料としてご活用いただけたら嬉しいです。

【保育施設ではたらくみなさまへ

大人の言葉が子どもに届かないと危険な場面や、聞いてもらえることで子どもの安全が守られることはあります。反発されるよりも素直に言うことを聞いてくれた方が、お互いに負担が少ないです。ただ、いつでも言うことを聞く子が“いい子”と思っていると、その子のしんどさを見落としてしまってるかもしれません。本当は無理をしていないかな?と常に考えることが難しければ、”いい子じゃない”姿が見えた時に、いつもの“いい子”の姿は無理しているのかな?と振り返る機会にできるかもしれません。



【学童施設ではたらくみなさまへ

言うことを聞く、ルールを守る、というのは、安全や秩序の面では大切なことではあります。ただ、それが従っているだけなのか、指示の背景や目的を理解しているのかで、その子の主体性はまったく変わってくるでしょう。目的が、「こちらからの声かけを聞けること」ではなく「理由があって聞いてもらいたいこと」だとしたら、断る余地や代替案について「どう思う?」「別のやり方は?」と対話を挟むことで、子どもは納得感を持って行動できるかもしれません。また、表面的な子どもの姿ではなく、その子の状態に目を向けることで、見えないところで子どもが無理をしていることに気づけることもあるかもしれません。