保幼小連携における課題 ~小学校から見た小1プロブレムとその対策~


コドモンカレッジでは、オンライン研修「保幼小連携における課題 ~小学校から見た小1プロブレムとその対策~」を開催いたしました。 
学校法人八王学園なかよし幼稚園 園長の清水弘美先生に、日々の保育で心がけていることを小学校へ伝える際に役立つ「小学校から見た保育施設連携」「小学校での子どもの姿」についてお話しいただきました。

本ページでは、研修参加者から挙がった清水先生への質問とその回答をご紹介します。

Q&A

保育園でひらがなを学ぶことについて質問です。保護者や保育士の意識として、ある程度、読み書きができてから小学校に入学した方がいいという考えの方もいらっしゃいますが、清水先生はどのようなお考えでしょうか?

5歳まで生活していれば、大抵は文字に触れて自然に覚えます。
本園では、文字の指導時間は作りませんが、短冊に願いを書いたり、母の日、父の日、敬老の日などでお手紙を書いたりします。また、年賀状ごっこなどをするときに文字を知りたがるので、50音表を常に教室に貼ってあります。
毎月、月刊誌を読む時間なども作っています。教師の読み聞かせの中で自然に関心を持たせているのです。
知りたいと思ったときが学ぶとき。そんな環境を常に作っていくことで身に付けるくらいで十分だと考えています。
小学校では文字をはじめから教えますから、先に知っていれば少しわかった気になるだけです。
ご家庭では、本の読み聞かせなどに時間をかけて、知りたいと言えば教える程度でよいでしょう。

小学校から就学前に準備してきてほしいこと、できるようになっていてほしいことなどはありますでしょうか?(就学前の意識、時間を守る、先生の指示を守るなど)

「就学前の意識、時間を守る、先生の指示を守る」などを教える必要はありません。
それよりも服の着替えや持ち物の管理、出したものはしまうなどのほうが大事です。先生の命令を聞くようにではなく、みんなのものを大事にするとか、年長さんが小さい子の分も片付けるなどの、責任感や思いやりなどを育てるほうが大事です。
何よりも「興味のあることには飛びついて楽しんでいいのだ」という感性を育てましょう。

小学校と連携するにあたり、4K+1*を実際に行うにはどのような行事を小学校と連携すればよいでしょうか?

小学校の面白い行事に参加させてもらうのがいいでしょう。子ども祭りなど「お兄さんお姉さんはすごいなあ」と思えるような活動を見ることで、あこがれの気持ちを持たせるのが、4K+1の環境作りにつながります。
「小学校は面白そうだ」「お兄さんお姉さんはかっこいい」「あんなことできるようになりたい」そんな気持ちにすることが一番大事な幼児教育での連携です。

*プレイフルな学びを実現する特別活動の手法。子どもが主体的に取り組み、自分たちの願いをかなえられるようになる一連の活動(感じる、考える、行動する、共感する)。


見逃し配信のご案内


「保幼小連携における課題 ~小学校から見た小1プロブレムとその対策~」は、見逃し配信でご視聴いただけます。

日々の保育で心がけていることを小学校へ伝える際に役立つ「小学校から見た保育施設連携」「小学校での子どもの姿」について解説していますのでぜひご視聴ください。

動画を視聴する>
https://webinar.codmon.com/vod/270

研修動画を視聴いただくには、コドモン無料施設会員の登録が必要です。
動画視聴のため、コドモンアカウントを発行する

<コドモンアカウント発行についての注意点>

・コドモンアカウントは施設として発行いただきます。同一施設での複数アカウントの登録はできかねますので重複登録にご注意ください。
・発行時のメールアドレスは施設のものをご登録ください。私用アドレスでのご登録はできません。

今後もさまざまな研修を予定しております。
直近のライブ一覧はこちら> https://college.codmon.com/seminar/


コドモンカレッジについて


コドモンカレッジでは、現場で働く保育者の資質や専門性向上を目的とした保育研修を配信しており、累計12,000以上の保育施設でご利用いただいております。(2024年9月時点)

オンライン研修の見逃し配信や、いつでも好きな時間に学べる研修動画も公開しております。