医療的ケア児ってどんな子?保育施設は何をすればいいの? ~受け入れ体制から子ども同士のかかわりを生む保育環境づくりまで~【前編】


 コドモンカレッジでは、オンライン研修「医療的ケア児ってどんな子?保育施設は何をすればいいの? ~受け入れ体制から子ども同士のかかわりを生む保育環境づくりまで~」を開催いたしました。
 社会福祉法人 愛川舜寿会 カミヤト凸凹保育園の瀬山さと子先生に、現場でのさまざまな工夫や看護師との連携のしかた、子どもたちの「ありのまま」を大切にした日常の保育についてお話しいただきました。

本ページでは、研修参加者から挙がった瀬山先生への質問とその回答をご紹介します。
質問が多かったため、2ページに分けて掲載しております。
本記事は前編となり、後編はこちらからご覧いただけます。




Q&A

「命」と隣り合わせという現実、受け入れる側の職員への理解、最終的には責任者として自分が判断していかなければいけない中で、どうしたらよいのか、何が正解なのかわからないのが今の自分の気持ちです。瀬山先生からアドバイスをいただけないでしょうか。

「命」と隣り合わせという現実は、受け入れてみてはじめて全園児と同じということに気づきました。病院受診は医療的ケア児以外のお子さんの方がはるかに件数は多いですし、いつ何が起こるかわからないのは他の園児も一緒です。むしろ医療的ケア児については保護者も看護師も丁寧に健康チェックをしているので、異変には気づきやすいということもあります。

受け入れる側の職員の理解は、まずそのお子さんのことを知ること、ひとりでも受け入れてよく理解していくことで、他の子と同様、もっと知りたい、もっとやれることがあるのではないか、と思うようになります。受け入れている施設の見学も理解と安心を深めることにつながるでしょう。

最終的に責任者として判断することはありますが、そこに至るまで看護師や担当保育士との連携を深め、日常からコミュニケーションをとって何が最善かを常に考えておくことが平常心で臨めることにつながるのではないかと思います。

保育行事を考える際に看護師さんからの心配が多く、つまづきがちです。
医療的ケア児の配慮は特別視されていないようですが、職員への配慮はどのようになさっていますか。

保育行事はすべて医療的ケア児も他の子と同様に参加していました。
時間はかかると思いますが、行事に参加することを医療的ケア児とともに看護師も保育士も経験し、「こうすれば楽しめる、こうすれば緊急時対応できる」というイメージを持っていくと、いつのまにか「もっとできることがある」という発想につながっていくと思います。

施設見学は可能でしょうか?問い合わせ先を教えてください。

施設見学は可能ですが、問い合わせはまずは私の勤務先(カミヤト凸凹保育園)に連絡をお願いいたします。

電話番号:046-245-7878
メールアドレス:kamiyato@aikawa-shunjukai.jp

Q&Aは引き続きこちらの【後編記事】で掲載しています。ぜひご覧ください。

見逃し配信のご案内


「医療的ケア児ってどんな子?保育施設は何をすればいいの? ~受け入れ体制から子ども同士のかかわりを生む保育環境づくりまで~」は、見逃し配信でご視聴いただけます。

現場でのさまざまな工夫や、看護師との連携のしかた、そして子どもたちの「ありのまま」を大切にした日常の保育について解説いただいています。

動画を視聴する>https://webinar.codmon.com/vod/631

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