医療的ケア児ってどんな子?保育施設は何をすればいいの? ~受け入れ体制から子ども同士のかかわりを生む保育環境づくりまで~【後編】


 コドモンカレッジでは、オンライン研修「医療的ケア児ってどんな子?保育施設は何をすればいいの? ~受け入れ体制から子ども同士のかかわりを生む保育環境づくりまで~」を開催いたしました。
 社会福祉法人 愛川舜寿会 カミヤト凸凹保育園の瀬山さと子先生に、現場でのさまざまな工夫や、看護師との連携のしかた、そして子どもたちの「ありのまま」を大切にした日常の保育についてお話しいただきました。

本ページでは、研修参加者から挙がった瀬山先生への質問とその回答をご紹介します。
質問が多かったため、2ページに分けて掲載しております。
本記事は後編となり、前編はこちらからご覧いただけます。




Q&A

職員体制について、欠勤者が続いたり、感染症が流行したり、体制が確保できないこともあります。どう対応されていますか?

日頃からクラスの中だけで対応するのではなく、クラスをまたいで連携する体制をとっていくことが必要です。担任だけで対応していると体制が確保できず、欠席要請することになりかねません。感染症の流行時、看護師が複数名いたことは本当にありがたく、お互いで勤務のカバーをしてくれたことで保育を継続することができました。医療ケアが必要ということはどうしても看護師のカバーが必要なので、自治体とも相談して進めていってほしいことです。

自治体担当者と施設の間での調整で大変だったことがあれば教えてください。

一番はやはり受け入れ数の偏りです。自園で受け入れ可能と返答しているうちに、どんどん医療的ケア児の人数が増えてきて限界を感じました。地域のどの施設でも受け入れていくことを希望します。「その施設で受け入れてくれるから自園で受け入れる必要はない」という感覚に他の施設が陥ってしまう懸念も感じました。
そして自治体の責任において看護師の雇用が安定できれば、どの施設でも受け入れ可能になっていくと思います。

看護師が実際に関わった保育事例があれば教えてください。

看護師は、日々保育には関わってくれていました。医療的ケア児以外の子どもたちもそばには来るので、その子たちの保育も担ってくれていました。他の子どもの存在を知り、保育という営みを知っていくことで医療的ケア児と他の子どもたちのつながりも深めてくれるようになりました。幼稚園、保育園、こども園で受け入れるということは医療現場ではないので、あくまでも保育することが求められます。看護師がそういう多岐にわたる業務を楽しんで行えるように、保育士とも連携していくことが必要です。

施設見学は可能でしょうか?問い合わせ先を教えてください。

施設見学は可能ですが、問い合わせはまずは私の勤務先(カミヤト凸凹保育園)に連絡をお願いいたします。

電話番号:046-245-7878
メールアドレス:kamiyato@aikawa-shunjukai.jp

本記事はQ&Aのうち後編を掲載しています。前半の質問と回答は【前編記事】をご覧ください。

見逃し配信のご案内


「医療的ケア児ってどんな子?保育施設は何をすればいいの? ~受け入れ体制から子ども同士のかかわりを生む保育環境づくりまで~」は、見逃し配信でご視聴いただけます。

現場でのさまざまな工夫や、看護師との連携のしかた、そして子どもたちの「ありのまま」を大切にした日常の保育について解説いただいています。

動画を視聴する>https://webinar.codmon.com/vod/631

研修動画を視聴いただくには、コドモン無料施設会員の登録が必要です。
動画視聴のため、コドモンアカウントを発行する

<コドモンアカウント発行についての注意点>

・コドモンアカウントは施設として発行いただきます。同一施設での複数アカウントの登録はできかねますので重複登録にご注意ください。
・発行時のメールアドレスは施設のものをご登録ください。私用アドレスでのご登録はできません。

今後もさまざまな研修を予定しております。
直近のライブ一覧はこちら> https://college.codmon.com/seminar/


コドモンカレッジについて


コドモンカレッジでは、現場で働く保育者の資質や専門性向上を目的とした保育研修を配信しており、累計15,000以上の保育施設でご利用いただいております。(2025年10月時点)

オンライン研修の見逃し配信や、いつでも好きな時間に学べる研修動画も公開しております。
https://college.codmon.com/