女性でもできる不審者への対応実践 ~身近なもので子どもの安全を守る~


コドモンカレッジでは、安全・防犯対策をテーマにしたオンライン研修「女性でもできる不審者への対応実践 ~身近なもので子どもの安全を守る~」を開催いたしました。

田村装備開発株式会社 代表取締役社長 田村 忠嗣 先生に、実際に不審者に遭遇してしまった際の女性職員でもできる実践的な行動、身近なものを活用した対処法についてお話しいただきました。

本ページでは、研修参加者から挙がった田村先生への質問とその回答をご覧いただけます。

Q&A


田村先生に、参加された方からの質問へご回答いただきました。

Q

職員の人数が2~3名と少ない場合、不審者対応に関われる職員も少なくなります。そのような場合はどのように行動したらいいのでしょうか。

A

職員の人数が少ない場合は、戦闘、避難誘導、通報の同時並行ができないので、強力な護身具を準備しておき、脅威(不審者)の排除を最優先するほかありません。

先生が3人しかいない場合は、まずは相手を倒す、追い出すなどによりその場から排除し、すぐに警察への通報、負傷者がいる場合は応急処置と同時並行で救急車を要請してください。(基本的には負傷者がいる旨を警察に連絡すれば救急車を呼んでくれます)

Q

不審者対応のなかで「子どもたちを園外に逃す」とありましたが、施設が交通量が多い市街地に立地している場合、交通事故などの二次災害の心配があります。
その場合は、園外ではなく室内に避難してもよいのでしょうか。

A

交通事故の危険性と不審者の危険性を天秤にかけてください。不審者の危険のほうが少ないと見積もられたのであれば、無理やり外に出す必要はありません。
ただし、刃物で襲撃された場合に室内に避難することを選択するのであれば、先生方の力で相手を倒す、室外へ追い出すことになります。

Q

護身具のなかで、これだけは用意したほうがいい物があれば教えてください。
また、相手の視界をさえぎることができる強い光(フラッシュライト)の代わりに、消化器での対応はいかがでしょうか。

A

消化器も効果的ではありますが、短時間しか効果がありません。
できることならば目潰し用のフラッシュライトと攻撃用の鈍器(バット、木刀や弊社の守護臣)を用意しておくとよいかと思います。

Q

乳児(0~2歳の子どもたち)を想定した訓練方法はありますか。
連れ去りなどに対してはどう対応すればよいでしょうか。

A

想定訓練の方法としては、実際に部外の人を雇って幼児を誘拐するのがもっともよいと思いますが、幼児に心の傷を負わせる可能性があるので実施するのが難しいです。

そのため対処法を考えるしかないのですが、最も大切なことは子ども自身に教育することです。当たり前のことではありますが、園内であっても知らない人には絶対についていかないことを日々徹底する必要があります。0歳児などは自分で動くことも難しいので、先生が目を離さない、一人にさせないといったアナログな方法になります。
もし資金と人員に余裕があるのであれば、防犯カメラを増やすこと、監視の目を増やすことが肝要です。

もし目前で誘拐されそうな幼児がいた場合は、先生が犯罪者と戦って制圧してください。(誘拐されてしまった場合、警察が見つけられない場合もありますし、子どもが無事帰ってきたとしても心に大きな傷を負っていることと思います。)

Q

不審者を見分ける方法はありますか?
また、不審者が施設の敷地内に入ってきた場合の効果的な職員への周知の仕方を教えてください。

A

不審者を見分けるポイントにつきましては、幼児の親や園に出入りする関係者以外のすべてを疑うことです。
犯罪者のすべてが怖い見た目をしていれば分かりやすいのですが、そこらにいるような普通の見た目の人でも警戒しなければなりません。
見覚えのない人間が入ってきた場合はすべて警戒するのがベストです。

相手を変に警戒させたり、そもそも不審者でない場合もありますので校内放送の合言葉で知らせるのがよいでしょう。

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安全・防犯対策をテーマにしたオンライン研修「女性でもできる不審者への対応実践 ~身近なもので子どもの安全を守る~」は、見逃し配信でご視聴いただけます。

研修では、対応の答えを一つに絞らず、平時から様々な状況の対応策を考えておくことや、「戦う可能性があること」を日頃からマインドセットしておく重要性について解説いただいています。

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コドモンカレッジについて


コドモンカレッジでは、現場で働く保育者の資質や専門性向上を目的とした保育研修を毎月定期開催しており、累計8,500名以上の方にご視聴いただいております。(2023年10月時点)

当日ご参加いただけない方でも、オンライン研修の見逃し配信や、いつでも好きな時間に学べる研修動画も公開しております。
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