保育を見合い、語り合って質を高めあう研修のあり方 ~日頃からできる学びの機会の創出~


コドモンカレッジでは、オンライン研修「保育を見合い、語り合って質を高めあう研修のあり方 ~日頃からできる学びの機会の創出~」を開催いたしました。
お茶の水女子大学 アカデミック・プロダクション 特任教授 宮里 暁美先生に、保育を見合って学び合うことの意味、ワークを通して保育の実際から学びを得るためのヒントについてお話しいただきました。

本ページでは、研修参加者から挙がった宮里先生への質問とその回答をご紹介します。

Q&A

職員は保育を見られることにまだまだ抵抗を感じているようです。どんなことから始めると面白がって公開保育に挑戦してみようとなってくれるのか、悩んでいます。アドバイスがあれば教えてください。

* 園内で互いの保育を見る機会を作る。 
* 保育の写真をもとに、互いの保育(子どもの様子)を語り合う園内研究会をする。
* 園長や主任、などフリーの人が保育の様子を記録にとり、その動画を見ながら「子どもって・・・」と語り合う。
などをします。その際、気をつけることは、保育の粗探しではないということ。「子どもの発見」に焦点を当てると、面白くなっていきます。
その先に「公開保育」があるかもしれないですね。

乳児だけの少人数保育をしています。おもちゃ棚の配置や玩具の選択(棚に置いておく玩具)を選ぶのが難しいです。合同保育をする時間よりもクラスごとの活動を増やすべきですか?

合同の時間よりも、子どもの動き(興味)ごとの時間が増えてくるといいですね。「ごと」と言っても、コーナーでしっかり分ける、という意味ではなくて、遊びの場が分かれてくるようにして、保育者もある程度分散し、3、4人くらいずつの子どもがやりたいことに取り組んでいるイメージです。もちろん、子どもはいろいろな場に行きますしそれはとても大事です。
「これでいいのかな、と気にしている」という気持ち、大事に持ち続けて、少し変えてみると「これもいいかも」と突破口が見つかるかもしれません。頑張ってください。

子どもの行動の受け止め方が「大変」と否定的な保育士がいた場合、先生ならアドバイスはどのようにされますか?

大人はなかなか変わらない。
でも、自分で納得すると、変わることもある。
否定から入ると、気持ちのいい変わり方にならない。
以上を、経験の中で学んだ私は、ゆっくりアプローチします。
まわりの保育者の言葉が肯定的になっていくと、少しずつ影響を受けることもあります。
否定的になりがちな保育士の別の面でのいいところがもしあったら、それを認めていくと、信頼関係ができてきて、「そういう時は、大変、って思わないと違う展開になることもあるよ」というアドバイスが伝わりやすくなることもあります。
ただし、子どもによくない影響がある、ということがわかったら、もう一歩進めて、アドバイスすることもあります。
保育は人が作るもの。人は誰も皆、未熟な存在です。互いに育ちあっていけるように、そのために研修があるのだと思います。

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「保育を見合い、語り合って質を高めあう研修のあり方 ~日頃からできる学びの機会の創出~」は、見逃し配信でご視聴いただけます。

保育を見合って学び合うことの意味、ワークを通して保育の実際から学びを得るためのヒントについて解説いただいています。

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