元バレーボール女子日本代表キャプテンから学ぶマネジメントとリーダーシップ

コドモンカレッジでは、チームマネジメントをテーマにオンライン研修「荒木流!日本代表をオリンピックのメダルへ導いたチームマネジメントの極意」を開催いたしました。
元バレーボール女子 日本代表キャプテンの荒木 絵里香さんに、現役時代の実践例をもとにチームマネジメントや効果的なコミュニケーションの仕方についてお話しいただきました。
本ページでは、オンライン研修から抜粋した「マネジメントとリーダーシップ」についてと、研修参加者から荒木さんへの質問とその回答をご覧いただけます。
チームマネジメントに不安を感じている方は、ぜひ参考にしてください。
Q&A
荒木さんに、保育者の方からの質問へご回答いただきました。
Q
チーム(園全体)で同じ目標、目的に向かうために、チームメイト(同僚、仲間)との関わり方で工夫したことはありますか?
A
私の場合、なぜその目標を達成したいのか、目標を達成したらどうなるのかということをチーム内で共有しました。
監督から全体に話があるときも、個人的に話すときも、この部分をブラさずに、大事なメンバーの一員であること、役割と責任があることを常に意識して話してました。
Q
目標を持てないメンバー(同僚、仲間)がいた場合、どのようにフォローしてあげたらよいでしょうか? また、なんと声をかけたらよいでしょうか?
A
上のQの内容も試していただいたうえで、自分がアプローチするだけでなく、その本人が聞き入れやすい人から話してもらったり、サポートしてもらうことも方法のひとつかと思います。
Q
苦手な人とコミュニケーションをとるときに意識したことはありますか?
A
自分が苦手と思うということは相手も苦手に感じていることが多いと思うので、そこも踏まえて程よい距離感を保てるように意識するとよいと思います。
私もチームメイトと数年まともに話をしてもらえなかった、苦手な人(ただ私が嫌われてただけ)がいたことがあります。1対1でコミュニケーションをとることはハードルが高いので、誰か他の人を交えて複数人でコミュニケーションをとる機会を設けていくと、距離が縮まった経験はありました。
見逃し配信のご案内
チームマネジメントをテーマにしたオンライン研修「荒木流!日本代表をオリンピックのメダルへ導いたチームマネジメントの極意」は、コドモンカレッジにて見逃し配信でご視聴いただけます。
研修では、マネジメントとリーダーシップ(下記に抜粋)についてより詳しく解説されています。
【マネジメントとリーダーシップ】
一般的にマネジメントとリーダーシップは、下記のとおり定義されています。
マネジメント:成功へ導く仕組みをつくる。目標達成のための手段。リーダーシップ:チームを率いる能力で、具体的に方向性を示すこと。 |
マネジメントとリーダーシップは、アプローチは違いますが、成果・結果をだすという目的は同じです。
バレーボールの場合、マネジメントは監督で、リーダーシップはキャプテンの役割でした。それが合わさってチームマネジメントとなっていくのではと思います。
チームマネジメント:目標を達成するためにメンバーが動きやすくなるように調整したり、働きかけたり、仕組みを作ったりして、メンバー一人ひとりが最大の力を発揮できるチームへと導くこと |
どのようにチームみんなに働きかけ、仕組みをつくって、一人ひとりの最大限の力を発揮できるかというところが、組織力として組織のなかですごく求められることです。
このほか、目標と目的の違い、組織内でのコミュニケーションなども教えていただきました。

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今後もさまざまな研修を予定しております。
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コドモンカレッジについて
コドモンカレッジでは、現場で働く保育者の資質や専門性向上を目的とした保育研修を毎月定期開催しており、累計5,000名以上の方にご視聴いただいております。(2023年1月時点)
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