信頼される保育者になるための接遇マナー~読む・書く・聞く・話すのポイントをおさえよう~

コドモンカレッジでは、保育基礎・社会人基礎をテーマにオンライン研修「信頼される保育者になるための接遇マナー~読む・書く・聞く・話すのポイントをおさえよう~」を開催いたしました。
鎌倉女子大学 准教授の浅井 拓久也先生に、社会人としての姿勢と保育者に必要な基本的な力についてお話しいただきました。(見逃し配信はこちら)
本ページでは、オンライン研修から抜粋した「保育者の基本姿勢」についてと、研修参加者から挙がった浅井先生への質問とその回答をご覧いただけます。
新しく保育者になった方はもちろん、保育者として活躍されている方も保育基礎の振り返りとして、ぜひ参考にしてください。
Q&A
浅井先生に、保育者の方からの質問へご回答いただきました。
Q
研修で学んだことを実行に移し、継続していくための仕組みづくりやポイントなどはありますか?
A
研修で学んだことを実行・継続する仕組みを作るためには、①伸ばしたいスキルに焦点を当てて、②その成長や課題を振り返る、③それも簡単にする、の3つがポイントです。
まず、講義で説明した保育者に必要な基本的な力「読む・書く・聞く・話す」(心がまえをいれると5つ)*から、自分がいま一番課題だと思うことや、やってみたいことを1つ選びます。
ポイントは「1つ」ということです。あれもこれもと大風呂敷を広げると失敗します。
次に、毎日、あるいは2〜3日に1回、自分の成長記録用のTwitterに感想や気づきをツイートしていきます。
もちろんTwitterでなくても、GoogleのキープでもiPhoneのメモ帳でもよいです。
※TwitterやFacebookなど、多くの人の目にふれる場所に投稿する場合は、園児や職員の名前(愛称含む)などの個人が特定できる情報は書かかないなどの配慮が必要です。自分の感想や気づきのみを投稿しましょう。
最後に「簡単に」がポイントです。
人間は怠け者ですから、手間がかかることはやらなくなります。そこで、先ほどのツイッターやメモ帳が役立つのです。
仕事が終わって一番最初にやることは、おそらくスマートフォンのチェックでしょう。だからこそ、スマートフォンのアプリを使って振り返る仕組みを作るとよいのです。
SNSに投稿して、「いいね!」を押してもらえると、また頑張っていこうという気持ちになりますから、多くの友達が見ているサイトに投稿してもよいかもしれませんね。
見逃し配信のご案内
保育者向けの接遇マナーをテーマにしたオンライン研修「信頼される保育者になるための接遇マナー~読む・書く・聞く・話すのポイントをおさえよう~」は、コドモンカレッジにて見逃し配信でご視聴いただけます。
研修では、保育者の基本姿勢(下記に抜粋)について、より詳しく解説されています。
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【保育者の基本姿勢】
➀保育者は人的環境
保育者は子どもにとって環境の一部です。保育者のふるまいや発言はそのまま子どもに反映されていきます。
そのため自分の子どもへの影響力をしっかり考えたうえで保育をしていく必要があります。
➁保護者、子どもの立場で考える
自分の考え、視点だけで見ていたのでは視野が狭くなります。一度相手の立場に立って考えることが大切です。
➂「理解して、理解される」、まずは共感する
相手を共感して、理解して、はじめて自分が理解されます。
「なんで私のことを理解してくれないの?」と思うのではなく、まずは自分が相手に理解されるようにしましょう。

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研修では上記の内容のほかにも、以下についてもお話しいただいております。
・伝わる文章の書き方や保護者から信頼される連絡帳の書き方
・きちんと聞くための7つのコツ など
こちらの研修は、見逃し配信でご確認いただけます。
見逃し配信> 「信頼される保育者になるための接遇マナー~読む・書く・聞く・話すのポイントをおさえよう~」
今後もさまざまな研修を予定しております。直近のライブ研修一覧はこちら>https://college.codmon.com/seminar/
コドモンカレッジについて
コドモンカレッジでは、現場で働く保育者の資質や専門性向上を目的とした保育研修を毎月定期開催しており、累計5,000名以上の方にご視聴いただいております。(2023年4月時点)
当日ご参加いただけない方でも、オンライン研修の見逃し配信や、いつでも好きな時間に学べる研修動画も公開しております。
https://college.codmon.com/