主任保育士におすすめの研修!主任保育士の役割や仕事内容も合わせて紹介

 
長年現場で保育をしている方のなかには、主任保育士へキャリアアップする方もいるでしょう。
新しく主任保育士になる方にとっては、新たな役職にワクワクする一方で、「主任保育士としてどのような仕事をしていけばよいのだろう」と不安を感じる方もいるのではないでしょうか。
 
前任の先生から教わるだけでなく、研修に参加して、主任保育士として必要な役割をしっかりと理解することが大切です。
 
今回の記事では、主任保育士の役割や仕事内容、そして主任保育士におすすめの研修を紹介いたします。
必要な研修を受けて、主任保育士としてのスキルを身につけていきましょう。
 
 

主任保育士とは

 
主任保育士には主に2つの役目があります。
 
①園長の補佐
・園の運営に関する事務作業を行う
・園の方針を現役保育士へ伝える
②現場保育士のリーダー的存在
・保育や保護者対応について方向性を示す
・保育士への配慮や指導などのマネジメントを行う
 
園長は園全体、保育士は子ども、と見ている対象が違います。
どちらかが頑張っていも保育園の運営はうまくいきません。
車の前輪と後輪のように、どちらも回転してこそ望ましい方向へ前進していきます。
 
事務仕事をしている園長と現場にいる保育士との間では、保育についての認識の差が生まれやすくなります。
そこで必要なのが主任保育士の存在です。
主任保育士は園長と保育士、どちらの立場も理解しながら、保育園の運営が適切に行われるようサポートをします。
つまり主任保育士こそ必要不可欠な存在であり、保育園を支える縁の下の力持ちなのです。
 
 

主任保育士の役割と仕事内容

 
主任保育士には以下のような役割と仕事内容があります。
 
・全体的な計画の作成
・行事の企画、運営
・保育士のシフト、業務調整
・保育士の指導、相談
 
それぞれ解説します。
 
 

全体的な計画の作成

 
担任保育士がクラスごとに1年間の計画を立てるのに対し、主任保育士は0歳児から就学前の6年間を見通した全体的な計画を立てます。
子どもの発達は年度ごとに区切られるものではありません。
担任やクラスが変わって急に目指すべき姿が変わってしまっては、子どもも保護者も混乱を起こしてしまいます。
主任保育士は保育園の方針や目標を踏まえ、園独自の「全体的な計画」の作成を行うことで、就学中の子どもの発達を保証するのです。
 
 

行事の企画、運営

 
保育園では年に数回、「夏祭り」や「発表会」などの行事を行っています。
空間の使い方や、保育士の配置、人(子ども・保護者・保育士)の動きも普段と違うため、綿密な計画や打ち合わせが必要です。
 
行事は園長や保育士を含め全員で役割分担をして作り上げていきますが、主任保育士が中心となり、全体像を把握しながら企画、運営を行っています。
情報を集約し、状況に応じて的確な指示を出せるような準備が必要です。
 
 

保育士のシフト、業務調整

 
保育園は早朝から夜まで長時間開園しているため、多くの園がシフト制の勤務となっています。
主任保育士は、早番や遅番などのシフトを均等に割り当てたり、勤務時間内で必要な業務を終わらせられるように調整を行います。
 
また、休みの職員や研修で不在の職員がいる場合は、子どもに対する保育士の人数が不足しないよう配置を見直す必要があります。
 
 

保育士の指導、相談

 
主任保育士にとって、現場の保育士のサポートも大切な仕事です。
保育に関する指導や相談を行い、現場で保育士が自信をもって子どもと向き合っていけるよう支えていきます。
事務仕事で忙しいからといって、事務室にこもってしまうのではなく、現場にもしっかりと意識を向ける必要があります。
 
 

主任保育士におすすめの研修

 
保育園には、メールやFAX、郵送で研修のお知らせがたくさん届きます。
たくさん勉強したいところですが、すべての研修にでることは時間的にも業務的にも難しいでしょう。
では、どのような研修を選べばよいのでしょうか。
主任保育士におすすめの研修をご紹介します。
 
 

リーダーシップ研修

 
主任保育士は保育現場の総監督として、リーダーシップを発揮する必要があります。
リーダーシップ研修を受けて、現場の保育士がついていきたくなるような主任保育士を目指しましょう。
 
 

リーダーシップ研修の目的

 
リーダーシップ研修の目的は、施設や保育のリーダーとしての役割と責任を認識することです。
主任保育士になると、役割も責任も現場の保育士とは大きく変わります。
子どもと密にかかわる時間は減りますが、すべての子どもに必要な保育が行き届いているか、保育の内容は適切か、を客観的に見る責任があります。
問題があれば、保育士を正しい方向へ導かなくてはなりません。
現場で働いていていたときとは違う視点で保育にかかわる必要があるため、主任保育士の役割と責任をリーダーシップ研修で明確にします。
 
 

リーダーシップ研修の内容

 
リーダーシップ研修では、リーダーに必要な役割について学びます。
主任保育士はリーダーとして、現場の保育士とコミュニケーションを重ねながら信頼関係を築いていく必要があります。
保育士の悩みに耳を傾け、課題を明確にし、わかりやすく指導していくことが求められるため、そのための理論や手法をリーダーシップ研修で学びます。
 
 

 
 

マネジメント研修

 
リーダーシップは「人」に対して発揮する技術ですが、マネジメントは「人」だけでなく「モノ」や「空間」など保育にかかわるすべての事柄を調整する技術です。
保育園の運営が円滑に行われるよう、主任保育士はマネジメント研修を受けて、マネジメントの力を身につけましょう。
 
 

マネジメント研修の目的

 
マネジメント研修の目的は、保育の質の向上に必要なマネジメントを実践する能力を身につけることです。
主任保育士は、子どもにとっての人的環境や物的環境を客観的な視点で観察する役割があります。
課題を解決していくことで保育の質は向上していきますので、主任保育士は園全体を調整してくための視点をマネジメント研修で学びます。
 
 

マネジメント研修の内容

 
マネジメント研修では、管理者としての役割や後輩育成、モチベーション管理の手立てを学びます。
また働きやすい環境づくりやファシリテーション力など、学ぶ内容は多岐にわたります。
園内でマネジメントをしていくうえで大切な心構えや方法論を学びます。
 
 

 
 

主任保育士研修

 
主任保育士研修では、主任保育士に必要な知識と技術を学びます。
 
 

主任保育士研修の目的


主任保育士研修の目的は、主任保育士の多様な役割を理解することです。
そのほかに、多様なニーズに対応するための知識や技術を身につけたり、組織全体で質の高い保育を展開するためのマネジメント能力の向上を図る目的もあります。
 
 

主任保育士研修の内容

 
主任保育士研修の内容は、主任保育士の役割と責務・子育て支援・子どもの発達・職員の育成・保育の計画と評価など多岐にわたります。
研修ごとにテーマが決まっているので、「今学ぶ必要がある」と感じる内容から選んでいくといいでしょう。
 
 

 
 

まとめ

 
主任保育士の役割と仕事内容は多岐にわたります。
保育園のなかで重要な役割を担う主任保育士が受けたほうがいい研修は、リーダーシップ研修やマネジメント研修、主任保育士研修などたくさんあります。
 
主任保育士に選ばれた方ならきっと、保育士として十分な知識と経験を持っていることでしょう。
次に主任保育士として新しい知識や技術を身につければ、自信をもって園の運営に携わっていけるはずです。
園長や現場の保育士と力を合わせて、子どもの育ちを支える素敵な保育園を作っていってくださいね。
 
 

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見逃し配信>「ミドルリーダーの役割とは?~プレイヤーからリーダーへ~
研修動画>「主任・副主任研修
 
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